GeoPrism JP — 日本測地系の可視化・学習アプリ


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GeoPrism JP

日本の測地系の複雑さを、誰でも理解できる形で分解・可視化する iOS 教育アプリです。
プリズムが複雑な光を分解するように、測地系のズレ・ジオイド差分・歴史を直感的に見える化します。

▶ App Store で GeoPrism JP をダウンロード | 姉妹アプリ:GeoConverterPro(座標変換)


目次


GeoPrism JP とは?

GeoPrism JP は、日本の測地系(東京測地系・JGD2000・JGD2011・JGD2024)の違いを地図上でリアルタイムに可視化し、その歴史と仕組みを学べる iOS 専用の教育・可視化アプリです。

測地系の座標変換エンジンとして GeoConverterPro と共通の GeoCoreJP ライブラリを使用しており、高精度な変換をデバイス内で完結させます。インターネット接続は不要です。

操作デモ動画

実際の画面の動きは、以下のデモ動画でご確認いただけます。ズレマップ・ジオイドマップ・ヒートマップ・学習機能を、ひとつながりで紹介しています。


こんな方におすすめ

  • 測量・GIS・土木を学ぶ学生・技術者
  • 測地系の違いを地図上で直感的に確認したい方
  • JGD2024 移行に際して新旧測地系の差を把握したい方
  • ジオイドモデルの改定(2011 → 2024)による標高への影響を知りたい方
  • GeoConverterPro の補助ツールとして可視化機能を活用したい方

主な機能

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1. 測地系ズレをインタラクティブな地図で確認できる

測地系ズレマップでは、地図上の任意の点をタップするだけで、旧測地系から新測地系への座標ズレ(水平変位)を矢印と数値でリアルタイムに表示します。

  • 入力系・変換先系をピッカーで自由に組み合わせ(TOKYO → JGD2011 など)
  • 変換対象点を含むメッシュ(約1km四方)の4隅の補正値も確認可能
  • ズレ量・緯度差・経度差を秒単位で表示

2. ジオイド高の違いを地図とヒートマップで把握できる

ジオイドマップでは、タップした地点の GSIGEO2011 と JPGEO2024 のジオイド高(N 値)を並べて表示し、差分も即時算出します。

  • 2つのジオイドモデルの値と差分を同一画面で比較
  • 差分の方向を45°の矢印ベクトルでメッシュ上に可視化
  • タップ地点・メッシュ4隅の詳細確認に対応

3. ヒートマップで地域ごとの補正量の差を視覚化できる

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ヒートマップ画面は「測地系ズレ」と「ジオイド」の2モードを切り替えられます。日本全国の補正量を色分けで表示し、地域ごとの差を一目で把握できます。

ヒートマップ 内容
測地系ズレ(各種地震別) 地震ごとの水平変位量分布
ジオイド2011 絶対値 GSIGEO2011 のジオイド高分布
ジオイド2024 絶対値 JPGEO2024 のジオイド高分布
ジオイド差分(2024−2011) 最新モデル改定による変化量

全体図(日本全国の概要図)をオーバーレイ表示し、ズレが最大の地点へワンタップでジャンプする機能も備えています。

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4. 測地系の歴史と仕組みを学習コンテンツで学べる

学ぶ画面では、東京測地系の誕生から JGD2024 の制定まで、測地系の歴史を記事形式で学べます。各記事には国土地理院の公式資料へのリンクを掲載しています。

記事 内容
東京測地系とは 明治時代〜2002年まで使われた旧日本測地系
JGD2000 の誕生 2002年導入の世界測地系移行
JGD2011 — 東日本大震災と測地系 地震が測地系を変えた経緯
JGD2024 — 最新の日本測地系 現行の国家基準とセミダイナミック補正
ジオイドとは何か 楕円体高・正標高・ジオイド高の関係

5. クイズで理解度をその場で確認できる

クイズ画面では、学習内容をもとにした問題を出題します。正解後には解説文と、関連する地図画面へのジャンプリンクが表示され、実際の地図と照らし合わせながら学習を深められます。クイズは「学ぶ」タブ内のメニューから開きます。


画面構成

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本アプリは タブバー による 5 タブ構成です。ホーム画面の最上部には現在のプラン状況が表示されます。

タブ 画面名 役割
1 ホーム(HomeView) 各機能へのエントリーポイント
2 ズレマップ(DatumShiftMapView) 旧JGD → 新JGD のズレをインタラクティブ表示
3 ジオイド(GeoidMapView) GSIGEO2011 ↔ JPGEO2024 の高さ差分を地図で確認
4 ヒートマップ(HeatmapView) ジオイド差分・測地系ズレを色で可視化
5 学ぶ(LearnMenuView) 測地系の歴史と仕組みを記事で学ぶ

クイズ(QuizView)は独立したタブではなく、「学ぶ」タブ内のメニューから開くサブ画面です。


使用データ・パラメータ

内蔵パラメータ(DB)一覧

国土地理院が公開している以下のパラメータファイルをアプリに内蔵しています。すべての変換処理はデバイス内で完結し、インターネット接続は不要です。

ファイル 内容 サイズ
gsigeo2011_ver2_2.db 日本のジオイドモデル 2011 約95MB
JPGEO2024.db(jgdMerge2024.db) 日本のジオイドモデル 2024 / 2024年までの地震補正 約167MB
TKY2JGD.db 東京測地系 ⇄ JGD2000 変換テーブル 約26MB
jgdMerge2011.db 2003年〜2011年の地震等座標補正データ 約14MB
SemiDyna2026.db セミダイナミック補正パラメータ(毎年更新) —
pos2jgd_202601_ITRF2020.db 定常時地殻変動補正パラメータ —

jgdMerge2011 に含まれる地震補正

地震名 年 主な影響地域
十勝沖地震 2003 北海道東部
福岡県西方沖地震 2005 福岡・佐賀
能登半島地震 2007 石川・富山
新潟県中越沖地震 2007 新潟
岩手・宮城内陸地震 2008 岩手・宮城
宮古島近海地震 2008 沖縄
東日本大震災 2011 東北〜関東(最大変動)

jgdMerge2024 に含まれる地震補正

地震名 年 主な影響地域
熊本地震 2016 熊本・大分
令和6年能登半島地震 2024 石川・富山・新潟
令和6年能登半島地震(補完) 2024 同上
日向灘地震 2024 宮崎・大分
令和7年青森県東方沖地震 2025 青森

料金プラン

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GeoPrism JP はフリーミアム方式を採用しています。学習機能(学ぶ・クイズ)はすべて無料・無制限で利用できます。可視化機能(地図・ヒートマップ)は無料プランでも1日10回まで利用でき、より多く使う場合は買い切りプラン(可視化が無制限+全機能解除)で解放できます。買い切りのため、サブスクリプション(定期課金)ではありません。

プラン 価格 内容
無料プラン 無料 学習機能(学ぶ・クイズ)フル利用 + 可視化機能1日10回まで(スクリーンショット・詳細の保存/共有・ファイル共有は不可)
買い切りプラン ¥900(買い切り) 全機能解除(スクリーンショット・詳細の保存/共有・ファイル共有)+ 可視化が無制限

1回のカウントについて:
可視化の利用回数は、特定の地点を指定して可視化を実行する操作ごとに1回カウントされます。対象となる操作は、座標の適用(緯度経度を入力して更新する/地図をタップして座標を適用する)、現在地の指定、テスト地点の選択、ヒートマップの最大地点へのジャンプ、の4種類で、全画面共通の扱いです。一方、地図のパン・ズーム、表示モードの切り替え、タブの行き来、GPS追従ではカウントされません(誤タップや画面の往復では消費しません)。これらの操作の合計が、無料プランは1日10回まで(買い切りプランは無制限)で、カウントは毎日0時にリセットされます。

無料プランで利用できる機能:
– 学ぶ(測地系の歴史・仕組みの学習記事):無制限
– クイズ(理解度チェッククイズ):無制限
– 可視化機能(ズレマップ・ジオイドマップ・ヒートマップ):1日10回まで
– ※ スクリーンショットの撮影、詳細テキストの保存・共有、ファイル共有(エクスポート)は無料プランでは利用できません(買い切りプランで解除)。

買い切りプランで追加される内容:
– 可視化機能の無制限利用
– スクリーンショット・詳細の保存/共有・ファイル共有の解除(全機能利用可)

買い切りプランはサブスクリプションではなく買い切り(一回払い)のため、購入後は追加費用なく継続して利用できます。以前のスタンダードを購入済みの方は、買い切り(無制限)相当に自動で引き継がれます。

プランの確認・購入

ホーム画面の最上部に現在のプラン状況が表示されます。無料プランでは本日の可視化の残り回数(残り N / 10 回)と「プラン変更」ボタンが表示され、タップすると購入画面が開きます。買い切りプランの購入後は、可視化が無制限である旨の表示に変わります。

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購入画面では「無料/買い切りプラン(¥900・買い切り)」がカードで表示され、買い切りプランを購入できます。機種変更や再インストール後は「購入を復元する」で購入状態を引き継げます。購入は一度きりの買い切りで、自動更新はありません。購入後は、ホームのプラン状況が「買い切り有効 — 可視化は無制限」の表示に変わります。

測量士補 試験対策パック(学習用の買い切り)

「学ぶ」タブの「測量士補 試験対策」から、分野別のクイズパックを購入・演習できます。可視化プランとは独立した買い切りのアプリ内購入で、無料の測地系クイズは購入の有無にかかわらず無料・無制限です。

パック 価格 内容
測量士補知識クイズパック ¥600(買い切り) 基準・測地系+総合の全分野(全71問・地図連動)

分野別演習・全問演習・模試モード(ランダム出題)に対応します。収録問題は過去問準拠のオリジナル問題と解説で、学習の参考目的でご利用ください。


動作環境

項目 要件
対応 OS iOS 18.0 以降
デバイス iPhone(iPad でも動作します)
インターネット接続 不要(全機能オフライン動作)
位置情報 任意(テストポイント機能でも各画面を利用可)

GeoDiveExa・GeoConverterPro との関係

GeoPrism JP・GeoConverterPro はいずれも GeoDiveExa から派生したアプリです。

GeoDiveExa は RTK-GNSS 対応の高精度位置調査アプリで、座標変換機能を内蔵しています。その座標変換エンジンを Swift Package として抽出したものが GeoCoreJP であり、GeoPrism JP と GeoConverterPro はこの GeoCoreJP を共有しています。

アプリ 役割
GeoDiveExa RTK-GNSS 対応の高精度位置調査アプリ(メインアプリ)
GeoConverterPro 高精度座標変換、CSV一括変換、現場利用(GeoCoreJP使用)
GeoPrism JP 測地系ズレ・ジオイドの可視化、教育・学習(GeoCoreJP使用)

出典・ライセンス

本アプリの座標変換・標高(ジオイド)計算は、国土地理院の測量成果を、測量法第30条に基づく国土地理院長の使用承認のもとで使用しています。

承認番号 明示字句 対象成果
国地情使 第170号 測量法に基づく国土地理院長承認(使用)R 8JHs 170 日本のジオイド2011/日本のジオイド2024
国地情使 第171号 測量法に基づく国土地理院長承認(使用)R 8JHs 171 セミ・ダイナミック補正パラメータ(SemiDyna)

上記以外の 東京測地系→世界測地系変換パラメータ(TKY2JGD)・地震時地殻変動補正パラメータ(PatchJGD)・定常時地殻変動補正パラメータ(POS2JGD) は、国土地理院の利用規約(POS2JGDはPOS2JGD計算サイト利用規約)に従い、出典を明示のうえ利用しています(使用承認の対象外)。

これらのデータはアプリ内(デバイス内)でのみ使用し、外部送信や原データの抽出・再配布は行いません。地図表示には Apple マップ(MapKit)を使用しています。

出典:国土地理院


免責事項

本アプリで提供する可視化データおよび変換結果は正確性に万全を期していますが、その内容を完全に保証するものではありません。変換結果の実務への適用にあたっては、利用者自身で十分な検証を行ってください。本アプリの情報や変換結果を利用したことによりトラブルや損害が発生した場合、開発者は一切の責任を負いかねます。


アプリを入手(App Store):GeoConverterPro(座標変換) | GeoPrism JP(測地系の可視化・学習)

開発者より:アプリ・Kindle本・公開プロジェクトの一覧は GitHub: amru195704 にまとめています。

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